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あがり症と話し方の専門家:新田祥子のプロフィール
大学院人間科学修了。東京認知行動療法アカデミー研修上級修了。一般社団法人SAD社交不安障害対策協会理事長。話し方教室セルフコンフィデンス®主宰。
はじめまして、話し方教室セルフコンフィデンス®主宰者の新田祥子と申します。ホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
話し方教室セルフコンフィデンス®は、「あがり症の克服」と「論理的な話し方」を実現するための話し方教室として、2004年6月に開設されました。
なぜ私が話し方教室を開いたのかといいますと、50代になったころにある話し方教室に行ったことがきっかけでした。
そこで学んだことは、「背筋を伸ばして、まっすぐ前を見て」など、まるでマナー教室で習うような内容と早口言葉の練習で、ひたすらスピーチの練習という驚くべきものでした。
あがりや話し方についてのお話はまったくありませんでした。
あがって人の顔を見ることができず天井を見ながら話す人、震える声で何度も言葉を噛みながら話す人たちに、講師からの改善に向けた具体的なアドバイスは何もありませんでした。
全員が3分スピーチが上手にできることを目的に、10秒スピーチ、1分スピーチ、リレースピーチと、ひたすらスピーチがうまくなることを目的に場数を踏むのです。
なかでも忘れられないエピソードがあります。
ひとつは、「あがってしまっていて話せない」と話の途中でスピーチができなくなってしまった女性に対して、講師が、「次のスピーチまでに話せるようにしてきてください」のひと言で、女性を席に戻してしまったことです。
最初は意味が分かりませんでした。女性は「あがって話せない」と訴えているのに、講師は何の解決法も提示できなかったのです。
もうひとつのエピソードは、私が話し方教室を開く直接のきっかけになったエピソードです。
その人は20歳の可愛らしい男の子でした。身体を左右に揺らしながら、震える声で目を左右に泳がせながらスピーチを終えたのですが、その子に向かって講師が、「あなたには身体が揺れるクセがあるから直してください」と言ったのです。
その瞬間、男の子はとても傷つき、表情がゆがんだのです。
そのとき私は思わず、「そのクセはどうしたら直りますか」と質問していました。講師の返事は、「それは自分のことなので、自分で考えてください」というものでした。
なぜ私がこんなにもあがり症にこだわるのかというと、私自身が若い頃にあがり症と対人不安があり、大学卒業後は組織に属さずに生きるという選択をしてきたからです。
幸いにもリクルートという会社をメイン取引先に持って、フリーランスのライターとして50歳を過ぎるまで仕事をすることができました。
しかし多くの人はそうではありません。組織に属しながら、あがり症のために実力を発揮できずに悩み苦しんでいる。そのような人たちに対して、場数と練習という内容であがり症は克服できる、と謳うのは違うのではないか。その想いが話し方教室セルフコンフィデンス®を立ち上げるきっかけとなりました。
どれほどスピーチが上手にできても、あがる人はあがります。反対に、話は下手なのにあがらないという人もいます。
両者の違いに共通する因子は何か。声の震えはなぜ起こるのか、声が小さい人と声が震えてしまう人の違いはどこにあり、どうすれば解決できるのか。
両者の違いに共通する因子は何か。声の震えはなぜ起こるのか。声が小さい人と声が震えてしまう人の違いはどこにあり、どうすれば解決できるのか。 講師であるからには、問題の原因と解決法を提示できる知識や理論を持って臨むべきではないか。この視点は、教室を開いて10数年を経た今も変わりません。
多くの人は人前で話すときにあがるために、話し方に原因があると思い込んだり、「場数がたりない」と間違った判断をしてしまいがちです。しかしこうした発想は素人的な捉え方で、何の問題解決にもつながりません。
なぜこのような間違った捉え方をしてしまうのかというと、あがり症の人の悩みであるドキドキなどの身体的症状は他人からは見えないためです。他の人に伝わるのは、声や手の震えぐらいで、ドキドキも足のガクガクも他人からは見えません。
そのために、多くの人が話し方がうまくなればあがらなくなる、と錯覚してしまうのです。
話し方教室セルフコンフィデンス®では、最初のスピーチからドキドキせずに話すためのツールを開発し、ドキドキしてしまう悩みも声が震えてしまう悩みも、多くの人が解決できています。
ドキドキや震えなどの身体的症状は、神経細胞と筋肉の問題。この神経細胞に影響を及ぼすのは人間の司令塔である「脳」です。では脳はどのような作用をしているのか…。
これらの仕組みや話し方については、ホームページ内でたくさん紹介していますので、じっくり読んでみてください。
あがり症で人生を狭くするのはもったいないです。悩んでいる方は、どうぞご相談ください。